先月よりダーリン新しい仕事をはじめました。
コンテナー事業は景気が悪いので副業としてやることにしました。

とはいえ、コンテナービジネスはアフリカンドリームなんだろうなって最近思います。
儲からなくてもやめないのは、多くのアフリカンがコンテナで儲かると思っていて、このビジネスをしているということだけでも成功者のステイタスになっているんだと思います。

そういう意味ではダーリンも仲間内では成功者です。
だから夢は手放さないんだろうな。
自分で責任をもてる範疇でするのに私は別に反対はありませんが、私自身はもう関わらないと決めています。

昨日、ダーリンの会社から連絡がありました。
現在、コロナの緊急事態宣言中もあって現場の仕事が早く上がれることが多いのですが、現場からオフィスに戻ったときに、ダーリンが周りの人に「仕事終わり」って聞いて、5時まで会社にいなくてはいけないのに2時くらいに帰ってきてしまったようです。

会社の言い分は仕事は終わりだけど、家に帰っていいとは言ってない。
日本人ならこんなことは常識的にわかっていることなのに、アフリカ人はわからないのか?
そう、アフリカ人はわからないんです。
ダーリンに確認したら「仕事終わり」=「帰宅していいよ」だと思ったそう。
というか、ここまで何日か午前中あがりの日が続いていたので、同じだと思ったのでしょう。

さらに言われたのは、仕事中にボケっと見ていることがあったとのこと。
うーん?私からしたら、なぜその時にダーリンの上司にあたるひとは「見てないで何をしたらいいのか聞いて動いてね」ってその場で注意しないんだろう?と思うところです。

英語ができないから?
アフリカ人とは分かり合えないと思っているから?

私なら英語ができなくてもジェスチャーでやって欲しいことをちゃんと伝えると思うし、コミュニケーションスキルって仕事するうえで大切だと思うのです。
ダーリンも悪いけど、そもそも人の上にたつリーダーとしての才覚も問題。

「言わなくても察してやってくれよ」は日本の文化です。
日本にいるので日本の文化に従ってくれというのはそうかもしれませんが、そう思うのであれば尚更、それがわかるようにファーストアクションとしては伝え、伝えてもできないときには注意されても仕方がないことだと思います。

私の同級生の紹介でこの会社に入っているので、彼から私に言われるのは仕方がないのですが、小学生の保護者のような気分でした。
彼も大変な役回りだなって思います。すいません。

以前の会社でも社長が私に電話してきて、ダーリンが挨拶しなかったって言われたことあるんですよね。
挨拶しないときがあったら、本人にその場で言えばいいのにってその時にも思いました。
ダーリンに確認したら「挨拶したけど気が付かなかっただけだよ」って言ってました。
その場で確認したらわだかまりにならないのにな。

こう考えると、日本人側にも外国人を苦手とする意識があってコミュニケーションに失敗しているのだと思います。
外国人を採用する会社としてのテーマだとも思います。