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タグ:アフリカ人夫

久しぶりの更新です。

ダーリンがやっと帰国のめどがつきました。
10月にコンゴにコンテナーの仕事で渡航して、1カ月で売り上げをもって帰ってくるという予定だったのに、コンゴでコンテナーが水害による水浸しになり売り上げがたたないまま、オーバーステイになってしまいました。

自転車操業で計画性のないダーリンのビジネスは、2台目のコンテナーを受け入れるための費用を1台目のコンテナーの売り上げに頼っていたので、想像がつくと思いますが悲惨なことになっていました。

私はこの間、貸してあげた行きのフライトチケット代も返してもらえずに、コンゴで困っていると弱音をメッセージしてくるダーリンに「私はもうあなたを助けられません」と冷たく返事を返していました。

ダーリンもそれは良くわかっていて、この1年間、生活費すら入れてなくて借金してコンゴにいったのに借金の返済すらできてないので、「私はもうこれ以上あなたを頼りません」とは言っていました。

帰国のめどがついたのは、ナイジェリアにいる親族がどうにかお金を工面してくれたみたいです。
4月の中旬に帰国予定です。

さて、それが私にとって嬉しいかといえば実は感情としては「怖い」のです。

なぜかというと、彼は行く前に数人の仲間からお金を借りてビジネスをしているし、現にいない間にもナイジェリア人の友達が車の違反切符代をダーリンが払う予定になっていて払ってくれていないと、私に言いに来たことがありました。

そう考えると、帰国したらしたでダーリンはトラブルがココでも沢山起きるはずです。

この3年間は本当にいろいろなことがあったけど、私がこんな試練にびくともしないのはカウンセラーであること、沢山の心理学スキルを持っていることにあると思っています。

私じゃないと乗り越えられないなと・・・

そんなスキルの1つでもある、「アンガーマネージメントトレーニング講座」というのを先月から毎月開催しています。
このトレーニング講座のいいところは低価格なのに、講座後のアンガーログLineグループに参加できるフォローアップまでついてくることです。
学んでもトレーニングしないと身につかないから、利益度外視でやっています。

私のようにめったに怒らない。
上手に怒りに対応できるスキルを身に着けたい人は是非、ご参加ください。

アンガーマネージメントトレーニング講座 : 新川てるえ [マイベストプロ千葉] (mbp-japan.com)

去年も一昨年もバレンタインとホワイトデーには日本にいなかったので、ダーリンにとって今年は初の日本でのバレンタインとホワイトデーでした。

事前に「日本ではバレンタインにチョコレートを女性にもらったら、ホワイトデーにちゃんとお返しをしないと嫌われるよ」と教えてあったのですが、すっかり忘れていたダーリン。

昨夜は英語で
「うちの旦那は駄目だわ。ホワイトデー忘れてる
と言ったら
「アフリカにはホワイトデーなんてないから」
と言い訳をしたので
「お返しが欲しくて言っているのではなく、ここは日本なので日本の習慣を学ばないといけないと思って教えてるんだけど・・・」
と伝えたら、慌ててスーパーに行こうとしたので
「だからお返しの物が欲しいのではない
と諭しました。

たまに思うのですが、外国人は日本人よりもサプライズができると言われますが、うちのダーリンの場合にはそれがなく、おそらく女性にもてないタイプの外国人だと思う。
もう慣れたし期待してないのでいいんだけどね。ww

ついでに書いておくと、朝からダーリンの洗濯物にカシミアのマフラーが!
「このマフラーはいい素材だからしょっちゅう洗わなくていいし、洗濯機で洗わない方がいいよ」
と前に教えたんだけど、覚えてないね。

こういう習慣の違いにもすっかり慣れた。
気にしない力をもってないとダーリンとは付き合えないと思う。

気がつけばダーリンと出会って4年目に入りました。

日本人は英語に対して苦手意識が強いと逃げようとします。
例えば道で外国人に英語で道を聞かれたら、英語が話せない人は困った顔をして避けようとします。

私も昔はそうでした。
道で外国人に話しかけられたくなくて目をそらしていました。

でもダーリンとコミュニケーションするようになって、英語は全然怖くないことに気が付きました。
なぜなら、ダーリンの英語はめちゃくちゃ下手だからです。
オンライン英会話を1年学んで、気が付きました。ww

それでもダーリンが英語が母国語のアメリカ人やイギリス人とコミュニケーションがとれるのは、日本人にある苦手意識の悪い癖がないからです。

ダーリンの会社では英語が話せる人がいないので、ことあるごとに私の同級生を通じて私にダーリンのクレームや交渉事を伝えてきます。
夫の会社が妻宛に会社のことをいちいち言ってくるのです。
言語コミュニケーションがとれないので仕方ないという認識みたいですが、さすがにこれはもうやめてほしいと私は伝えました。

私は彼の保護者ではないし、私にも仕事があるし、会社のことをいちいち会社と相談する妻は、日本人夫婦にはいないと思うのです。
ダーリンにも話しましたが、自分の仕事のことは自分と会社で話し合って解決してほしいと。

日本語をダーリンがちゃんと覚えないのももちろん悪いですが、世界の共通言語は「英語」です。
それを怖がって避けて会話をしない日本人も駄目なんじゃないかと思うのです。

現在は携帯電話で簡単に使える翻訳アプリもあります。
翻訳を使いながらジェスチャーや話し合いたいという気持ちがあれば、分かり合えるのです。
苦手意識で逃げているからダメなんです。

犬の介護で外出ができなくなっている私は、そろそろ日々の業務に困ることがいろいろと発生してきました。

中でも、とある行政の委託事業の申請審査のために、会社の登記簿謄本が必要で法務局に行かなくてはならないのにいけない状況で、締め切りが迫ってました。

このところ、コロナの在宅ワーク体制で会社の仕事がお休みのダーリン。
猫の手も借りたい私は、決心してダーリンにおつかいを頼むことにしました。

法務局に行って、会社の登記簿謄本を取得する!
という任務です。

まさにはじめてのお遣い。
日本語のできないダーリンにこの任務を伝えるだけでも大変です。
英語で私のサポートをしてほしい旨を伝えたら、仕事が休みで暇なダーリンは大喜びで行く気満々になりました。

近隣駅から徒歩15分の法務局。まずは住所を教えてナビで調べてもらいました。
それから私は担当窓口あてに手紙を書きました。

「法人の登記簿が1通欲しいのですが、彼はアフリカ人で日本語ができません。申し訳ありませんがサポートしてください。収入印紙の購入の仕方もわからないと思います」

こんなメモを渡して、ダーリンを法務局に向わせました。

ダーリン、ちゃんと登記簿謄本を取得して帰ってきました。
「They are confused」(彼らは困惑していた)
と笑いながら・・・

はじめてのお遣いは大成功だったのかな?
法務局の職員のみなさん、ごめんなさい、ありがとうございました。ww

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