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2020年09月

昨夜、自宅で仕事をしていた私は、サトイモと大根で煮物を作りました。
これならダーリンも食べるかな?
と思いながら・・・

帰宅したダーリンがご飯を炊く準備をしていたので、
「お料理したから食べてね」
と伝えていたのに、冷凍庫から冷凍してあったアフリカトマトシチューを電子レンジで温め始めました。(ダーリンは大量にアフリカシチューを冷凍庫に作り置きしています)

さすがにムッとして
「お料理してあるんだから食べて欲しいんだけど」
と言ったら、
「日本食はおなかがいっぱいにならないからダメ」
と言いました。

「あ、そ!」
ってスルーしました。

今朝起きて、昨夜食べなかった煮物と以前に私が作ってあったチヂミ焼きを進めたら、インスタントラーメンを出してきて、アフリカンラーメンを作ると言い出しました。
インスタントラーメンを少ない水で煮て、卵をまぜてお好み焼きみたいにする変な食べ物のことです。

これには流石にスルーできすに、説教しました。

日本では妻が一生懸命に作った料理を夫に進めて、あなたのように
「君の料理は食べたくない」
なんて口にしたら離婚されるよ。
あなたはこれまでに何度か、そんなことを私にしてきているけど、それはかなりヤバいのよ。
私はもうはっきり言って、あなたのために料理をしたいと思わないしね。

ダーリン反省して、私の用意した朝ご飯を食べていました。
食べ終わって、何も言わないのでさらに、日本では誰かがあなたのために料理をしてくれたら、食べ終わったときには必ず
「ありがとう。美味しかった」
っていうのよ、それが日本の良いマナーだからと教えました。
レストランに行ったら、会計するときに「ありがとう。美味しかった」と言いなさいと教えました。

それから
「私は寿司を食べに行きたいけど、あなたはチャレンジしないから一緒にいけなくて悲しいよ」
と伝えたら
「じゃ、君はアフリカにきたら犬の肉を食べられるの?」
と言ってきました。

「食べたくはないけど、アフリカで暮らしていたらトライはすると思うよ。だってそこはアフリカだから。ここは日本だよ。アフリカ人でも寿司を食べる人はたくさんいるよ。もしもあなたが日本にいるのにアフリカ料理ばかりが食べたいのなら、あなたはアフリカに帰るべきだと思うよ」

ダーリン
「I will try」(試してみるよ)
と言っていました。

少しは心に響いたでしょうか?

レアジョブで英会話レッスンを始めて、100日がたちました。
先日、レアジョブから「100日達成のおめでとう」メールが届いていました。

なんでもそうですが継続100日で思考習慣ができあがるので、正しい英語が身についてきたことを実感しています。
私の英会話は上達しているのですが、それに伴ってダーリンの英会話がおかしいことに気が付くことが多くなりました。

先生が「アフリカ人の英語はなまっているし、文法がおかしかったりBLOKENだよね」
って言っていた意味が解るようになってきました。
会話をしていると、ちょくちょく指摘したい文法があります。

それをダーリンに言うと
「昔は、君の英語の先生は僕だったのに・・・」
と残念そうに言っています。ww

ダーリンの仕事仲間に、アメリカ人がいるのですが、先日一緒に仕事をして帰宅したダーリン。
「彼の英語がうますぎて、他のナイジェリア人が通じない、理解できないって言ってるんだよ」
と・・・彼は母国語だからうまいのは当たり前だし、笑ってしまいました。

それから、秋になったので「Autumu」と私が言ったら「知らない」と言われました。
そうなんです、ナイジェリアに秋はないので知らないんです。

アフリカンイングリッシュ、実はヤバいです。
アフリカ人から英語は学べませんね。

マクドナルド

昨日はダーリンのお買い物のアッシーをしました。
まだ免許がとれていないのでたまに頼まれて、しぶしぶお手伝いする日があります。

しぶしぶが通じたみたいで、帰り道に
マクドナルド食べたい?
とダーリンが誘ってくれたので、奢りだなと思い
食べたい!

マクドナルド行きました。
先日テレビで世界のマクドナルドのトップはビックマックだと言っていたから、ビックマックセットにしました。

ダーリンにナイジェリアにマックあるか聞いたら、あるけどナイジェリア人はあまり行かないよ。
外国人が7割くらい。
何故ならアフリカのハンバーガーは他で100円で食べられるからねって。

昔、マックのハンバーガーの肉がミミズだという都市伝説?ありましたが、アフリカのハンバーガーって何の肉なんだろう?

ちょっと怖い。100円バーガー🍔
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私は毎日、在宅勤務をしています。
ここ2,3日、コンテナーを作り終えて仕事が暇になったダーリンが家にいました。

私が家の中でビデオミーティングしたり、PC作業したり、ばたばたと忙しそうなのを見ていて、ダーリンは、いろいろ気配りをしてくれます。

例えば、私がランチを食べたあとに、さっと片付けてくれたりします。
私たちはいつも別々に食事をしているので、私が食べた後に片付けてくれるというのはまさに私のためにしてくれるダーリンの気配りです。

先日、不要になった書籍を仕事仲間に送るつもりで、段ボールに梱包しようとして準備していました。
箱の近くにガムテープを置いていて、まだ梱包が完了していませんでした。

部屋に入ってきたダーリンがそれをみて、ガムテープで梱包しようとしました。
「Not yet Dont close」(まだだよ閉めないで)
と言ったら、やめていましたが、ふと可笑しいなと思いました。

「なんで閉めようとするの?」
と聞いたら・・・

「君が忙しいと思って、手伝いたいから」
とのことでした。

ダーリンの気配りだったようですが、笑いました。

帰国してから、ダーリンは2つのコンテナーをナイジェリアに送りました。
しかし、私はダーリンのビジネスにはノータッチです。

帰国したときに、もうコンテナービジネスはやめて、他に仕事を探してほしいと伝えました。
なぜなら、アフリカとのビジネスはきちんとした契約もなければ、伝票などのやりとりもなく、会社として売り上げ計上するには、謎が多い。
そして、わけのわからないペナルティを取られたり、聞いていた物品の売値がコンテナーが到着してから変わって損をしたりと、不思議だらけです。

思うにこのビジネスはパチンコに似ている。
儲かっていると話をする人は賭けに勝っている時の話しかしない。
絶対、損も沢山していると思います。
それで、プラスマイナスゼロくらいで回っているのかなといった感想です。

日本人はアフリカ人とはビジネスはできないと痛感した1年でした。
私はダーリンが留守の間に、自分の仕事を増やして乗り越えてきたので、ダーリンが帰国してもダーリンのビジネスはもう手伝えないよと伝えてありました。

反対する私の意見は聞かずに、ダーリンは現在はひとりでコンテナービジネスをしています。
ま、他に仕事を探せと言われても、日本語のできない外国人に仕事はないので頑張るしかないのかなとも思います。

とにかく私は手伝わないと決めたので、最近は何を聞かれても
「知らないよ」
「自分でね」
とスルーしています。

でもそれが良い効果をあげています。
今まで私に頼りすぎていたので、今は何でも自分で調べて、日本語の話せる黒人仲間に頼りながら仕事を進めています。

「僕の奥さんは、仕事が忙しくて僕の仕事を手伝えなくなってしまった」
仲間にはそんな風に伝えているみたいです。

私はダーリンの仕事に関わらなくなって、本当にストレスがなくなりました。
1年間、彼の仕事を手伝ってきて、本当に大変だったと思うのでした。

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