アフリカ料理?
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出会いは必然でした。
私の仕事は作家であり、ジャーナリストです。
とある取材でナイジェリアに行きたいと思い始めて、知り合いのアフリカンバーに出入りするようになりました。
バーのマスターがナイジェリア人で日本で暮らして20年、日本語も堪能で国際結婚されていて年に1度はナイジェリアに帰国しているので、彼からナイジェリアの情報を聞けるからです。
ある日、いつものように飲みに行き、マスターに「今年は取材で必ずナイジェリアに行きたい」という話をして、チケットの購入方法などを聞いてお店を出たところで、ダーリンに出会いました。
ダーリンは今からそのお店に行くタイミングだったらしく、一緒に行こうと声をかけられましたが、私は帰るところだったのでそれを告げるとラインを教えて欲しいと言われて、お友達として情報交換したかった私は気軽にラインを教えました。
「どこの国の人ですか?」
「南アフリカのモザンビークです」
というのが最初の英語の会話でした。
なんだ・・・ナイジェリアじゃないんだ。
と少しがっかりした記憶があります。
後日談で実はナイジェリア人だということがわかりました。
過去におつきあいした黒人男性もナイジェリア人なのに、プロフィールには「ジャマイカ」を名乗っていました。アフリカのナイジェリアって日本ではあまりいいイメージがないからか?プロフィール詐称している人がたまにいるんだなって思います。
その翌日に、仕事終わりに会ってほしいというラインをもらって仕事帰りにデートをしたのがダーリンとの初めてのデートです。
初めてのデートでは串揚げやさんに行き、軽くお酒を飲んで英語で身の上話をして駅で別れました。
これまでに私が知っていた黒人の男性は、押しが強くて出会ったその日に一緒に泊まりたいと言い出したり、君の部屋に行きたいと言い出したりするので、彼もまた同じじゃないかと構えていまいたがダーリンはとても紳士的でした。別れ際に「また会ってもらえる?」と聞いてきて、駅の改札口までちゃんと送ってくれました。
これがダーリンとの初デートでした。